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USCMA(米国公認管理会計士)を取得前に転職市場での現状を知るべき理由

      2016/07/28  口コミ投稿数 :5

USCMA米国公認管理会計士「経理・財務部門」で現在は働いている私ですが、前職は営業だったこともあり、経理会計畑に転職する際のきっかけとしてUSCMA(米国公認管理会計士)取得を目指しました。

ただ、途中で「本当にUSCMAは転職で評価されるのか」疑問を感じた私は、転職エージェントにUSCMAの転職市場での評価を確認したところ、会計・財務・経理経験のない人材であれば下記のような資格のほうが転職で評価されるとのことでした。

・TOEICスコア(700点以上)
・未経験なら20代~30代で若いほど市場価値は高い

結局、USCMAを取得前に、そのエージェントで大手企業の経理部門に転職することができたのですが、当時私が持っていた資格はTOEICのみでした。

※転職で評価されるTOEICスコアの基準

未経験から経理、財務、会計系の求人に応募する場合は、TOEICスコアがあれば評価は得やすく転職しやすいと感じました。

基準となるスコアは大体700点以上で、実際に「リクルートエージェント」でもTOEIC700点以上は優遇して、大手企業の会計、経理、財務系求人を紹介してくれました。

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>>リクルートエージェント公式サイト(登録1分、履歴書不要)

志望理由やアピール内容なども、TOEIC保持と言うことで、リクルートエージェントでは優先的に対応してくれて、日系グローバル企業、外資系の未経験経理、財務求人を何社か紹介して貰えました。

オフィスに行く必要もなく、メールで非公開求人を見せてくれるので、すぐの転職でなくても求人だけ見ることができたので、USCMA取得の前に一度自分の市場価値を確認してみるのがいいと思います。

USCMA(米国公認管理会計士)とはどんな資格か?

会計には、外部報告向けの「財務会計」や、内部報告向けの「管理会計」があります。

USCPAが「財務会計」特化に対し、USCMAは「管理会計」特化の資格となります。

ちなみに、USCPAも同様ですが、資格取得だけでは実際の会計業務が完璧にこなせるようになるわけではなく、業務を遂行するにあたってのベーシックな知識が取得できると考えていたほうが良いです。

そのため、経理未経験の人が資格を取得したところで、経理転職においては大きく評価されることはありません。

むしろ、経理経験のある人がUSCMAを取得することによって、外資系企業や、海外に拠点を多く持つグローバル企業への転職が有利になる資格だと考えたほうが良いです。

経理経験のあるUSCMA取得者が転職時に評価される理由

経理経験者がUSCMA取得をすることは、転職市場での価値は一気に高まり、国際業務・管理会計もこなせる経理として非常に高く評価されます。

管理会計に特化している人材がマーケットにそもそも少ないことからUSCMA保持者は希少だからです。

またUSCPA同様にビジネスレベルの高い英語能力の証明になる点も高く評価されます。

経理マンの中で、英語での業務を遂行できる人材は非常に少ないため、大企業だと英語ネイティブの新卒を未経験から経理として教育するケースもあるくらい、英語を話せる経理人材は業界では貴重です。

一方で、経理未経験から経理に転職したいのであれば、USCMAを取得していても、さほど評価されません。

多くの職場で、未経験なのに、USCMAを取得しているという点で、上司からすると「使いにくい」「どう使えばよいかわからない」などと、未経験ポジションに対してはオーバークオリファイドだとみなされ、採用されにくくなるかもしれません。

CMAキャリア

つまり、未経験から募集をかけるような人材に、USCMAを保持していることは企業側としては求めていません。

勿論、マイナス要素になる可能性は低いですが、取得のコスト、勉強時間など営業マンを続けながら取得する労力を考えると、未経験から取得するのであれば、あまりコストパフォーマンスの良い資格取得ではないと言えます。

USCMAを勉強することを決める前にすべきこと

USCMAについては、少し現実的に厳しい言い方をしましたが、取得をして何がしたいのかを事前に決めておくべきです。

・USCMA取得の目的

経理未経験の場合
未経験から経理・財務職に転職をするためのアピール材料?

経理経験者の場合
経理として外資系企業、グローバル企業などキャリアップのアピール材料?

上記のような目的になってくるはずです。

その目的のためには、USCMA取得でないとダメか?

USCMAは受験資格も大学卒業という条件のみなので、始めやすい資格であるのは間違いないです。

しかし、先ほどのような目的のために、USCMAを勉強しようと思っているなら、本当にUSCMA取得が効率的な手段なのか、ちゃんと考えておいたほうが良いです。

経理未経験者の場合なら

経理未経験の人が、経理職への転職を目指すだけなら、上場企業の未経験経理くらいなら、USCMAを取得していなくても転職することができます。

他の候補者と差をつけるためにUSCMAを取ろうとしているだけなら、面接時の志望動機などエージェントと一緒に練りこめば十分に他の候補者と差別化はできます。

※相談するべきエージェントは下記のエントリに記載の通り厳選する必要はあります

>>未経験OKの経理案件の紹介が多い転職エージェントとは?

TOEICを保有しているなら

転職して会社のランクを上げたいとか、グローバル企業で働きたいとか、外資系企業で経理をやりたい、といった目的のためだけなら、TOEICの点数があれば十分に転職することができます。

というのも、初めのほうで話した通り、英語もできて経理もできる人材というのは希少だからです。

さらに、20代、30代くらいの年齢があれば、欲しがる企業は沢山あります。

ただ、そういったハイレベルな求人というのは、登録者の質の高いエージェントに集まるので、利用するべきエージェントは限られます。

マイナビ、エンジャパンといった庶民向けのエージェントには絶対に流れてこないので、TOEIC700点以上で優遇して対応してくれるリクルートエージェントを使ったほうが良いです。

・リクルートエージェント(登録1分)
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※利用料無料
※TOEICは公式でなくてもOK(スコア提出なし、自己申告)

リクルートエージェントは、TOEIC700点以上と、それ以下では、あからさまに対応が違うので、登録時に必ずTOEICスコアは700点以上で入力するのを忘れないでください。

登録後に、オフィスに行かなくても、グローバル企業、外資系企業からの非公開の優良求人を紹介してくれるので、それを見たうえで実際にUSCMAを勉強したほうが良いのか考えてみてください。

勉強の前に経験が重要

繰り返しにはなりますが、未経験から経理転職を目指す場合、必ずしも先に取得する必要性は感じません。

むしろ、営業として働きながら勉強するモチベーション維持や、取得までに1年から数年かかることを考えると、経理への転職が可能な年齢のうちに、転職してしまわないと大きな機会損失になります。

また、経理業務の経験を積んでから資格を取得したほうが、USCMAの勉強も進捗が早く、USCMA取得時点で経理業務経験者として転職することができ、そこから1段階上のキャリアステップを描くことができるからです。

そのため、私は経理未経験の時点で、資格取得を目指すことは反対です。初めに経理マンとしてのキャリアステップをスタートさせることのほうが重要だと思います。

USCMA

上記のように、USCMA取得と、未取得で転職エージェントからの評価は大して変わりません。未経験から経理転職を目指す場合、いかに未経験経理募集の求人に早くめぐり合うかが重要です。そのため、USCMA取得に1年以上かかることを考えると、その間の機会損失は非常に大きいです。

また、経理ポジションに必要な要件なども、実際にエージェントを通して求人をみることで具体的なイメージを持つべきです。ですから、勉強・転職のモチベーションを保ち、希望の経理職種につくためには、エージェントに登録だけしておいて、案件は吟味できる状況にしておくことが前提になってくるかと思います。

特に、未経験から経理に転職することも目指しているのであれば、重要なのは志望動機をブラッシュアップすることや、実際にどのような案件に応募できるのか把握することが必要です。未経験から経理を目指す人は、ほぼ間違いなく志望動機で躓きます。未経験から経理を目指す場合の志望動機については、こちらのエントリ(未経験経理の採用面接で絶対に聞かれる志望動機の理想的な答え方とは?)でまとめています。

USCPA(米国公認会計士)とUSCMA(米国公認管理会計士)を比較

正直なところ、まだまだ日本でUSCMAを知っている人は現時点で少なくマイナーな資格と言えます。アメリカでもUSCPA保持者が、USCMAを同時に保持しているケースが多く、USCPAよりもUSCMAのほうが知名度は低いです。そのため、USCMA取得=経理転職のパスポートとは現時点では言えないのですが、少なくとも未経験から経理転職を狙っていくのであれば、USCPAと並んで有効な資格です。

下記にてUSCPAとUSCMAの専門や費用の比較をしています。

USCMA(米国公認管理会計士)
CMA・専門領域:管理会計
・会計士業務:不可
・受験資格:大卒程度(審査があるが基本的に通る模様)
・教材費;800ドル前後(Gleimテキスト利用)
・試験:790ドル(395ドル×2パート)
・登録費:235ドル(管理会計士協会=IMA:Institute of Management Accountantsへの登録費)
・試験申請料:240ドル(試験を受ける前に登録費として必要)
・合計:2065ドル(1ドル=120円で約25万円)

USCPA(米国公認会計士)
CPA・専門領域:財務会計
・受験資格:大学での商学部単位を一定数取得している必要がある
・会計士業務:可能(アメリカ、オーストラリア、カナダ、メキシコ、アイルランドなど所定条件を満たせば可能)
・教材費;45万円(アビタスなど予備校利用)
・試験:2,000ドル(500ドル×4科目※日本受験時の費用で計算、アメリカで受験できれば合計730ドル程度)
・登録費:200ドル(出願州によって異なります)
・合計:5950ドル(1ドル=120円で約71万円)

上記を見ればわかる通り、一般的に有名なUSCPAは取得費用が高く、かつ受験資格にも制限があるため、興味本位で勉強をスタートさせるのはハードルが高いと思います。USCMAは、受験資格はゆるく、興味を持てば大卒程度であれば基本的には誰でも受験することができます。しかしその代わり、USCPAは会計士登録することができ、士業資格と言えますが、USCMAは単なる証明資格です。

そのため、企業内で経理・財務的なポジションにつくことを望んでいるだけであれば、ハードルの低いUSCMA、会計事務所などで会計士として活躍したいのであれば間違いなくUSCPAを受験したほうがよいです。ちなみにUSCPAは商学部出身者以外に受験資格を与える制度があり、アビタスなど一部予備校がアメリカの大学(グアム大学など)と組んで、安価で商学部系の単位取得をサポートしているシステムがあります。もしも商学部以外だが、USCPA受験を希望するのであればそういった制度を利用するべきです。

ちなみに、私は、現在自分の業務に必要なので勉強しています。企業の海外進出ニーズは高いので、英語で経理を理解できるスキルがないと仕事が年々難しくなっているからです。

まとめ

もしも、経理への転職のため、よりレベルの高い会社への転職のためだけなら、他の効率的な方法でも解決できるのではないか、ちゃんと考えておくべきです。

それでも、今の業務に必要だとか、どうしても見識を広めるために管理会計の勉強をしたいというのであれば勉強する価値はあると思います。

私が使っているテキスト
・Gleim
http://www.gleim.com/accounting/products.php?cat=CMA

全体像を掴むために資料請求した予備校
・アビタス(USCMAの講座はないので、類似のUSCPAの資料を請求しました)
kiohttps://www.usedu.com/lp_af/

※USCPAのBEC:Business Environment & Concepts (企業経営環境・経営概念)というパートは、USCMAの試験内容にかぶりますので、USCPAの試験内容を知ることはUSCMA試験の把握にもつながります。

とはいえ、USCMAもUSCPAも取得自体に「時間とお金」がかかるうえ、難易度も高いです。

転職に役立てようと、これから勉強するつもりであれば、TOEIC700点以上を保有しているという条件はありますが、会計、財務系の求人に強い「リクルートエージェント」に自分にあった求人がないかだけ確認することは忘れないでください。

>>リクルートエージェント公式サイト(登録1分、履歴書不要)

※上記登録時、TOEIC700点以上の入力を忘れずに

USCMAなど会計資格は、実務をこなしながらのほうが圧倒的に取得に有利ですので、勉強だけして目的を見失うことだけは絶対にしないようにするべきです。

口コミ評価の高いエージェント上位5社

JACリクルートメントの評価

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リクルートエージェントの評価

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マイナビエージェントの評価

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 投稿された口コミ
  1. yukki-keiri より:

    うつきさん

    はじめまして!コメントありがとうございます。USCMAは情報も少なく、日本だと勉強仲間も少ないので、なかなかペースを作って勉強するのも難しいですよね。テキストもgleim超分厚いので持ち歩きにくいですし笑 是非お互い頑張りましょう!

  2. うつき より:

    はじめまして。
    たまたまこちらのサイトを見つけて訪問しました!
    自分も営業やりながら、USCMA勉強している者なので、とても親近感が湧きまして、、。
    ともに頑張りましょう!

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