転職エージェント評価会議

転職エージェントを厳しく批評する評価会議です

転職エージェントに登録を断られた場合に確認したい各社の登録基準まとめ

      2019/09/10  口コミ投稿数 :3

kotowarareru簡易的にではありますが、各エージェントにおける「登録基準」をまとめました。

【登録基準厳しいエージェント】
・JACリクルートメント
・Spring転職エージェント
・リクルートエージェント
・パソナキャリア
・ビズリーチ
・キャリトレ
・キャリアカーバー

※上記5社はTOEICなど英語力(700点以上)、年収(500万円以上)がないと断られるケースが多い

【登録基準は優しいが質の低いエージェント】
・typeエージェント
・ヒューマンタッチ
・エンエージェント
・エリートネットワーク
・ワークポート
・アイデムスマートエージェント

【登録基準は優しく質の高いエージェント】
マイナビエージェント(推奨〇)

doda(推奨△)

各エージェントで明確な登録基準はないため、一元的に「どのエージェントが登録しやすい」というのは難しいのですが、ここでは比較的登録しやすいエージェントを、信頼できるエージェントかどうか含めてまとめました。

※登録しやすくサポートも手厚いエージェントまとめ

登録基準が甘いと、エージェントの質も下がる傾向はありますが、エージェントの質も担保しつつ、登録基準は優しいエージェントも存在します。

「いわゆる穴場の転職エージェント」としては、下記のエージェントは「経歴書サポート」「ホワイト求人紹介」が強く、私自身もVorkersでも評価の高いホワイト企業の求人で、実際に内定を取ることができました。


>>マイナビエージェント公式サイト(登録1分、履歴書不要)

リクルートエージェント、JACリクルートメント、パソナキャリア、ビズリーチなどは登録基準は比較的厳しく、それぞれ独自の拒否基準を持っています。

そのため、もしも登録拒否されても自信を失う必要はなく、今後のキャリアプラン、アピールの方法など徹底的にサポートしてくれて「希望の業界」「希望の職種」で内定を獲得することを優先するべきです。

各求人の見極め方(ブラック企業かそうでないかなど)も一緒に見てくれたり比較的効率よく転職できるので、Spring転職エージェントのようなエージェントもある以上「他エージェントに断られたから、もう転職は無理だ」と諦めないほうが良いと思います。

転職エージェント別のお断りの基準

転職エージェントごとに登録拒否の基準は異なり、登録時の情報入力が多いエージェントほど、登録条件を厳しくしているので、お断りされる可能性が高いです。

大手だと、リクルートエージェント、パソナキャリアなどは「英語力」「役職」「スキル」など登録審査は厳しく、断られやすい傾向があります。

断られやすい条件としては、買い手市場(採用側が有利)の今、下記の傾向があると考えられます。

・年収が低すぎる
・年齢が高すぎる
・無職期間が長い
・とりたててスキルがない

会社の知名度などは、それほど関係はなく、上記のように具体的な数字で判断される傾向があります。

さらに、経歴書の提出を登録時に求めてくるエージェントは、経歴書のクオリティによっても厳しくチェックしているようです。

こうした「年収、年齢、無職期間」などの数字については、自分で変更できるものではないので対策のしようがありません。

つまり、断られた際にこちらで具体的にできる対策としては「自分の条件でもサポートしてくれる転職エージェントを見つけること」です。

下記にそれぞれのエージェントごとに対策方法記載しておきます。

JACリクルートメントに登録をお断りされた場合の対策

私だけでなく、口コミなどでもお断りされた話をよく見かけたのは「JACリクルートメント」でした。

JACリクルートメントの場合は、転職エージェントの数が多くないこと(全国で600人前後)から「転職の見込みの薄い人」「転職しても年収が低そうな人」というのは、事前に経歴書をスクリーニングしてサポートを断っているようです。

具体的には「30代」かつ「年収500万円以上」を満たしていない場合は、殆ど登録拒否されます。

本来であれば、登録時の情報提供と言うのは「エージェント側の転職サポートを円滑にする」ものだと思うのですが、それをスクリーニングに使ってしまうのは個人的にはどうかなと思いましたが、登録拒否された側としては対応のしようがないので諦めるしかありません。

マイナビエージェントに断られた場合

登録時の情報入力が少なく、少しでも転職サポートの可能性があれば、登録拒否はされないのが「マイナビエージェント」です。

ただ、稀に転職サポートを拒否される可能性があるのですが、その場合は運が悪かったとしか考えられません。

マイナビエージェント以外では、登録審査がゆるく、対応が充実しているのはdodaなので、最悪dodaで代用することになります。

パソナキャリアに登録をお断りされてしまった時は?

パソナキャリアの場合は、専門職が多いので「何かしらのスキル」を持っていないと登録拒否される可能性が高いようです。

私自身も「新卒2年目」「営業経験のみ」と特別な強みがあったわけではなかったので、あっさりと登録拒否されました。

また、登録1分などと書いておきながら「経歴書を持っていれば」登録が1分で終わるにすぎず、実質的には登録に1時間くらいかかったのに「サポートお断り」のメールが来たときは非常に失望しました。

DODAに断られた場合の対処法

dodaは業界トップのリクルートエージェント、マイナビエージェントとほぼ同規模で、転職を断られやすい人も、それらのエージェントと同じ傾向があります。

運営元のインテリジェンスが人材派遣なども手掛けていて、そちらも規模が大きく、正社員転職でも幅広いレベルの求人を扱っている点では

また、登録時の情報入力も「JACリクルートメント」とは大きく異なり、経歴書の入力が必要ではありません。簡易的に「年収」「勤続年数」などを入力するだけで、何をやっていたかなどの詳細は必要ありません。

スタンスとしては、転職エージェントとのキャリアカウンセリングを通じて「見えてきた希望のキャリアプラン」に合わせて、経歴書などの作成も進めてくれますし、希望業界なども細かく設定してくれます。

リクルートエージェントに登録拒否された場合

業界1位の規模なので、転職エージェントの数も非常に多いですが、サービスの質を重視するので、登録基準は「マイナビエージェント」「DODA」と違って大手では一番厳しいので、登録を断られても気にしない方がいいです。

実際に転職エージェントにはキャリアカウンセリングしてもらえたけれど「該当求人なし」ということで、求人の紹介をしてもらえないパターンもあるので、審査に通ったからと転職サポートを受けられるとは思わないほうがいいです。

リクルートエージェントの場合は、実際に対応してくれた転職エージェントが「この候補者は転職できそう」と判断してくれないと求人の紹介が進みません。

特に、TOEIC700点以上の候補者が優遇されているのも、そういった理由からです。英語力のある候補者は市場でのニーズが高いので、転職させやすいからです。そのため、リクルートエージェントについては英語力に自信がある、経歴が特に優れている(超大手企業出身など)といったエリート向けの転職エージェントだと言えます。

もしも「登録時に断われた」「カウンセリング後に音信不通」などの対応をされたら、自分にあった対応の手厚い転職エージェントはあるので、そちらを利用するようにシフトするのが無難です。

ワークポートに拒否された場合

ワークポートは、dodaよりは規模は小さいですが、エージェントの数は比較的多く、さらにエージェントあたりの登録者数に余裕を持たせて転職サポートを行っているようで、私は登録できました。

そのため、経歴も長く、大手企業出身者(メーカー、銀行、金融、ウェブ系)に対するサポートだけを行う傾向の強い「リクルートエージェント」「JACリクルートメント」とは異なり、「第2新卒採用」「未経験職種への転職サポート」にも対応できるのはそのためです。

特に、初めて転職することの多い20代、30代の候補者に対して、キャリアカウンセリングを通じてアピールしやすい経歴書作成、志望動機のブラッシュアップなどサポートを徹底していたりするので、内定率が高くなる傾向があります。

私の周りではワークポートに登録できなかったという話を聞いたことはないのですが、まれに転職エージェントの数に対して、登録者数が多くなりすぎてしまった場合は、登録のお断りをしているようです。

断られてから登録するべきエージェント

登録を断られた際の対策としては、上記で記載した「登録できる可能性のあるエージェント」に複数社登録しておいて、登録の許可が出たエージェントを使うのが一番です。

エージェントへの登録作業で疲弊してしまって、肝心の転職サポートに注力できなくなる意味がないので、登録作業はまとめて一気にやってしまって「サポートします」と連絡がきたエージェントを逆にこちらが選別するくらいがちょうどよいです。

断られた場合、エージェントには何社登録すればよい?

最後に転職エージェントに何社くらい登録しておけばよいのかについてまとめておきます。

エージェントからの登録拒否連絡は、エージェントにもよりますが、短くて翌日、長くて1週間くらいかかります。

そのため、例えば、現時点で1社エージェントに断られていた場合、2社目に登録して、そこで転職サポートを受けられるかどうかは、最大で1週間かかります。そこでもダメならまた最大で1週間。次もダメなら・・・と、待っている時間が無駄です。

そういった時間は転職活動のモチベーションを下げますし、早く転職したいと思っているはずなので、ストレスが凄く溜まります。

基本的に、エージェントは複数利用したほうが良いというのは、より相性の良い担当エージェントを見つけるためという理由以外にも、登登録拒否された時のリスクヘッジと言う意味合いもあります。

ただ、幸いサポートが手厚く、評判のよいエージェントほど、登録時の手間は少ないので、複数登録の負担は少ないはずです。3社程度初めに登録しておけば、十分です。

登録して応募したのに連絡がない場合について

エージェントや転職サイトに登録してすぐに登録拒否の連絡、求人紹介ができない等の連絡があればよいのですが、登録できても担当エージェントから連絡がない場合はもあります。

基本的にエージェントは登録者に対して、求人紹介などの連絡は必ず行うので、連絡がない=紹介拒否だと捉えたほうがいいです。

仕組みとしては、登録すると担当エージェントに自分の名簿が振り分けられるのですが、その担当エージェントが経歴を見て転職見込みがなさそうと判断すると、実質的な紹介拒否の状態になります。

・エージェントの絶対数が少ない
・エージェントの実力が足りない

上記のような場合については、登録後に飼い殺しになることが多いため、なるべく早く別のエージェントに鞍替えしたほうが転職活動を効率的に進めやすいです。

ちなみに、登録拒否も紹介拒否も登録者の経歴不足というよりも、エージェントのキャパ不足によるところが大きいので、そこは気にせずに次のエージェントの利用に切り替えたほうが長期的に見てプラスです。


 comment
  1. 名無しのレディ より:

    2018年3月現在、女性(29歳)年収:240万、現在業種:保育系、転職希望職種:事務

    新しいスキルを身に着けたい&年収アップしたいと思い転職を決意!
    しかし、マイナビ・リクルート・type・Spring・DODAのそれぞれのエージェントに登録するも、「ご紹介できる案件がないので…」とお断りされました。
    初めての転職で不安も多いしキャリアの棚卸など、一人ではなかなかできない事を相談したいのに…。

    転職希望職種が未経験の事務で、年齢や地方在住、現在年収も低いということからお断りされちゃっているのかな…。
    現在はDODAとtype(女の転職@type)を中心に自分で応募することにしました。
    また、目に見える「パソコン使えますよ」アピールするために、MOSや日商PC検定を受けることにしました。

  2. yukki-keiri より:

    KOH様

    情報提供ありがとうございます。

    各エージェント登録難易度がかなり違うようで、JAC、パソナ、マイナビ、リクルートエージェントあたりは、英語力などスキル、経歴がないと、かなり拒否されているみたいです。

    アデコ、DODAは殆ど拒否の話を聞かないので、このエントリでも情報載せておきました。

    引き続きエージェント評価に関する情報ございましたら、ご協力お願いいたします。

    管理人:優木

  3. KOH より:

    JACリクルートメント、パソナキャリアで登録拒否されましたが、アデコ、DODA登録できました。

    登録に時間をかけても登録拒否されると本当に馬鹿らしいんで、登録拒否実績多いエージェントは使わないほうがいいかもしれないです。

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