経理転職ガイド

経理を目指す!

独学で経理になるための一歩目

      2017/11/19  口コミ投稿数 :0

独学で経験を積む

簿記の勉強をちょっとやったけど...具体的にどういう仕事かまだわからない!でも経理になりたい!

私自身実践して未経験の他の応募者と差別化できた作戦が、企業のお金の流れを擬似的に体感できる現場に身を置くことです。

それが誰にでもできるのが「企業分析の経験を積むために株を勉強する」、「実際に企業が使っているような会計ソフトをいじってみる」の2つだと思います。

株はやらなくてもいいけど、企業分析をやってみよう!

なんで株なんだよ、という声が聞こえてくると思いますが、株をやるということは経理知識を飛躍的に高め、経理センスを大きく養う最高の学習素材だからです。

何故か。シンプルに言うと、株式投資の王道は企業価値を評価し、現在の企業の業績から判断して安く売られている企業の株を買うか、将来業績が上がり企業価値が上がるであろう会社の株を買うことです。

その時、必ず会社の決算報告書を読み、株式投資する人は企業の価値を評価します。この決算報告書を読みこむ作業を通じて、経理業務で使用する用語、売上の計算方法、税金の仕組み、利益の算出方法を学ぶことができるのです。

企業分析は最高の実務経験

この作業が何故参考書を使った学習と違うのか?それは、株を買うには当然お金が必要で企業価値の判断次第で、儲けることもできますし、損をすることもあります。

しかも、毎日株価は動きます。人は自分が損をしそうなとき、または儲けられる可能性がある時というのは一番頑張ります。

つまり、損をしないため、特をするためには、決算報告書をさらに正確に理解し企業価値を評価できるよう、知らず知らずのうちに経理の勉強を進め、知識、センスを養おうとしてしまう状態になります笑

強制的に勉強しないといけない環境に追い込む

参考書だけの学習だと絶対に妥協してしまいます。しかし、株を買えば(自分は10万円くらい初めの銘柄に投資しました。)、早く知識を付けないと損をしてしまうかもと焦り、めちゃくちゃ勉強したくなります。

僕ははじめの銘柄はスターバックスジャパンにしましたが、コーヒーが好きで良く行くのといつ行っても混んでいたこと、地方での新規出店が多いこと、決算報告書を読んだら売上が毎年伸びていたことから、とりあえず10万円分だけ買ってみました。株主優待券も貰えるので少しビビリながらではありましたが購入してみたのです。

購入後、3ヶ月ごとに決算報告書が出るので、毎回ホームページから読み、よくわからない単語、なんで利益がこうなるのか、資金が減ったのはなんでか、資産って何?みたいな感じで調べまくってました。

そのまま好調に株価は上がり、短期的には下がったりしますけど、デイトレードではないのでずっと持ち続けています。

損をしたくない気持ちが、勉強したい気持ちを駆り立てる

株価が上がったのはたまたまだとは思いますが、なによりも損をしたくないという気持ちから経理知識を高めるために本を読んだり、決算報告書を読みまくることができたのが大きかったと思っています。

経理に全く関わっことがない人は、自分もそうだったのですが、仕事の内容、イメージがなかなか浮かびにくいと思います。ですが、参考書だけでなく、株という実践の場を通じることで、未経験であっても経理知識、センスは高めることができると感じました。

他の未経験応募者との差別化になる!

ちなみに、未経験の経理応募者が株をやってる確率は結構低いようで、未経験の中で差別化になると思います。自分の場合もエージェントの担当者に株をやってるから決算書の読み方は少しは分かります、と伝えていたので、面接の時にも面接官に聞かれたので、未経験ではありますが少しだも知識が付けばと思い株をやってる、と伝えると結構印象が良かったように感じました。

生意気だとか、そういうのは無く、経理のモチベーションが、高いんだなと思われるので、深く聞かれたりはほとんどしませんでした。

まとめ

未経験者は経験がないことのせいで、面接でも自信を持って話せない傾向があると思います。そういう時は、なんでもいいから経理的な視点を養える環境に追い込むのが最善です!株はひとつの例ですが、とにかく他の候補者がやってなさそうなオリジナルな経験を詰めるよう意識してみてください!


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